ばね新聞Column

ばね新聞コラム 春風満帆 vol.16

人手不足が深刻化している。
最新の求人有効倍率は1・52倍となり、約40年ぶりに高水準で推移。
労働者にとっては、良いことであるし、経済の上向き基調を表す一つの指標となっているが、中小企業においては、人材確保が難しくなっているという側面がある。

ばねメーカーによると、「募集をしても応募がない」、「現状で切り抜ける」、「自治体や地域団体のサポートで確保した」、「ユーザー企業から人手の応援要請があった」、「優秀な外国人を雇えた」などの声が聞こえてきた。

外国人労働者について、詳しく聞いてみると「大手企業が確保して、中小企業まで回ってこないが、優秀な外国人と縁があった。
携帯電話の翻訳機能を利用して、会話ができるし、コミュニケーションの問題は少なくなってきている」とのこと。

実際に現代社会では、かつてより外国人とのコミュニケーションの壁はなくなっている。
グローバリゼーションの進展、インターネットの普及により、文化的距離は密接しており、地球は小さくなったともいわれている。

多くの場面で海外との関わりは増えているが、今後はさらに増えることが予想される。
このような時代にものづくり企業がどう生き抜いていくのか、難しい課題なのかもしれないが、アプローチの方法はいくつかあるのではないか。

企業イメージの向上や外国語に対応できる社員の育成など、これまでに無い中小企業としての取り組みを進める企業もある。
技術技能に磨きをかけ、そこでしかできないモノを作ることで、若い人たちからも脚光を浴びる企業もある。

世間では選挙戦も終盤を迎え、候補者は必死になって公約を訴えている。
いずれの候補者も日本をよくすることを揚げていることは事実だ。
景気問題、中小企業対策など、企業経営に直面する課題なども考慮し、選挙戦を眺めてみたいと思う。