ばね新聞Column

ばね新聞コラム 春風満帆 vol.19

4月もすぐそこまで近づき、新たな生活への準備をされている方もいることだろう。
新入社員の方、転勤を控える方、ご子息、ご息女の巣立ちを見守る方、また新年度を機に引っ越しする方、様々なかたちで、また新しい一歩が始まる。

4月と言えば春。
季語をみると、うぐいす、蛙、雀の子、蝶、つばめ、梅、草の芽、桜、たんぽぽ、菜の花、うららか、おぼろ月、かすみ、卒業、田打ち、種まき、苗代など気分的に暖かさを感じられるものが多い。

春は生命の芽生えや新たな出会いの時節ではあるが、花粉症の方は本当に気の毒で、薬やサプリをはじめ、いろんな対処法を試されていると思うが、やはり自然の力は偉大であるようだ。
近い将来「花粉症」も季語になるかなと笑って話していたら、既に季語になっているそうで目を丸くした。

日本経済に目を向けると、景気良くスタートしたいところであるが、例年1~3月期は米国経済も設備投資が比較的低調なことが多く、日本経済も引きずられることがある。
実際には米国の1~3月期の予測は昨年並みとのこと。
ただ、トランプ大統領が先日発表した鉄鋼及びアルミニウム製品の関税アップの方針は、大きな影響を与えかねない。

日本のものづくりを取巻く環境は、全体的に良い指標も出てきていることから上昇気流をいかに捉えるかが重要となる。
期待感も高まるなかで、昨年からの人手不足は悩ましい問題だ。
派遣社員も手配ができない、求人に応募が全くないなどの声を聞く。

機械や装置では、ガイド、ベアリング、モーターなどの部品不足が大きな影響を及ぼしている。
発注したら2、3年待ちなんていうこともあるという。
徐々に回復傾向にあるとのことであるが、やはりものづくりは、人と機械があってこそ、新年度に向けて少しでも早く状況が改善するよう望みたい。