ばね新聞Column

ばね新聞コラム 春風満帆 vol.21

4月も半ばに入ったが、今年は比較的天気にも恵まれ、花見日和が続いた。
これから見ごろを迎える地域もあるので満開の桜を見逃したという方は、東北へ足を運んでまだ今年の桜を楽しむことができるので、東北へ足を運んでみてもよいだろう。
新入社員の方々は、人手不足ということで、即戦力としての期待もかかる。
自社での活動に留まらず日本のばね業界の発展へ活躍を願いたい。

一部の企業ではユニークな採用活動が行われている。
これまでは学生側がエントリーしていたが、サイトを通じて企業が学生へ採用をオファーする。
学生との接点を持つために、焼肉やスイーツを食べさせるという試みもある。
もはやネットやSNSを利用した採用活動は当たり前で、売り手市場でいかに学生に振り向いてもらうかという仕掛けづくりが重要となっているそうだ。

それでも採用はしたが、直ぐに辞めてしまったという話はよく聞く。
採用での費用も労力も無駄になってしまうので、企業からすると非常に辛い話である。
採用以上に会社に馴染むことや教育訓練制度の充実といったことが、新入社員の安心と定着率向上につながるということもあるようだ。

日本ばね工業会では、様々な人材教育プログラムが実施されている。
ばねの基礎から中級講座、工場見学会、検定試験対応講習などが開催され、熱心な講師によって丁寧な指導が行われており、各社の従業員教育の一翼を担っている。
こういった取り組みはやがて業界全体の風土や文化となり、将来ばね業界人となる若人への訴求力となるはずである。

今号では日本ばね工業会の表彰制度「優良ばね製造技能者」の最上位表彰となる「プラチナ賞」受賞者の紹介を掲載している。
弊紙ではこのような取り組みをはじめ、ばね業界のニュースをこれからも幅広く情報の発信をしていきたい。